ピンを使ったドレープ
ピンを使うことで、ストールのドレープを簡単に作ることが出来ます。結ぶ時とはひと味違うエレガントな印象に仕上がります。
先ずはストールの対角線上にある角と角を両手に持ち、ストールを菱形にするようなイメージで引っぱりましょう。そして、ストールを首に１周巻きつけます。
巻きはじめのフリンジが、胸元あたりに届く程度の長さに垂らすようにします。続いて、長い方のストールを首に１回巻きつけたら、ストールの横幅を2つ折りにしましょう。
次に、端から20～30cmくらいの所の縁をピンですくいます。そして、ピンですくったまま、ストールの端を首元の輪の横後ろあたりまで持っていき、その輪にピンを留めて固定すれば完成です。
ストールを巻く前に、ストールを菱形にするイメージで引っぱっておくのがポイントであり、そうすることでフリンジに動きを出すことが出来ます。
また、ピンを使用すれば、ストールをポンチョ風に羽織ることも可能です。特にニットなどの厚めのストールを、ストンとしたシルエットに仕上げれば、可愛らしい雰囲気か作り出せます。
先ずはストールを広げて、肩を覆うようにして羽織りましょう。この時に、ストールの縁から6cmほどを、外側に折り返しておきます。そして、体の正面の胸の上あたりでストールを合わせ、縁から6cmくらいの所を横からピンですくって留めて下さい。
ストールの縁を外側に折り返しておくのは、ピンを留めた部分が外側から見えなくなるようにするためです。